アスベストについてPart11
工事の流れ(レベル1の場合)廃棄物処分等
・運搬・処分(管理型又は遮断型最終処分場にて埋立て)
・特別管理産業廃棄物
※委託契約書の締結・マニフェストの交付
昭和57年創業の歴史と培った技術で、お庭のあらゆるお悩み事を解決いたします。解体もお任せください。日本全国対応可能。
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・現地調査(目視確認/試料採取/分析)
・届出
1.工事計画届
(届出先:労働基準監督署長、期限:工事開始14日前まで)「労働安全衛生法」
2.特定粉じん排出等作業実施届出書
(届出先:都道府県知事等、期限:工事開始14日前まで)「大気汚染防止法」
3.作業届
(届出先:労働基準監督署長、期限:作業開始前まで)「石綿障害予防規則」
4.建設リサイクル法
(届出先:都道府県知事等、期限:工事開始7日前まで*)
*自治体によって異なる場合がありますのでご確認ください
構造 | 鉄骨3階建て(一般住宅) |
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延床面積 | 50坪 |
築年数 | 昭和49年(築45年) |
工事内容 | アスベスト撤去・建物解体 |
工事金額 | 1,200万円 |
内訳 | アスベスト撤去 550万円 吹付け石綿(レベル1) 外壁サイディング(レベル3) 建物解体 650万円 |
アスベストは極めて細い繊維のため飛散すると空気中に浮遊しやすく、そのため無意識のうちに吸い込んでしまう恐れがあります。
いったん吸入してしまうと体外に排出されず肺に突き刺さった状態のまま滞留するので、吸入後、長い年月を経て、じん肺、悪性中皮腫、肺がんなどの症状を引き起こす可能性があります。
アスベストの危険性が指摘される契機になったのがクボタショック*で、これ以降、社会的問題として取り上げられることが多くなり、昨今ではアスベスト絡みの訴訟が各地で起こっています。
*兵庫県尼崎市にある大手機械メーカー・クボタの旧神崎工場の従業員や周辺住民にアスベストによる深刻な健康被害が見つかったこと
概要 | アスベスト含有建材の一例 | |
吹き付け材 | 鉄骨の耐火被覆材、機械室・駐車場・エレベーターシャフトの天井や内壁の断熱材や吸音材として使用。また天井の結露防止剤としても使われている | ・吹付けアスベスト ・吹付けロックウール ・吹付けバーミキュライト ・吹付けパーライト |
保温材等 | 設備用配管の保温材、鉄骨の被覆材、屋根裏の断熱材として使用。板状、筒状、ひも状のものがある。 | ・保温材 ・耐火被覆材 ・断熱材 |
成形板等 | 平板や波板状のものがあり、耐火・耐久性等を目的に内装材・外装材・屋根材として広く使用されている。 | ・スレート波板 ・ビニル床タイル ・窯業系サイディング |
レベル1 | 発じん性:著しく高い(解体するときに繊維が飛び散るのでかなり危険) |
レベル2 | 発じん性:高い(密度が低く非常に軽いためいったん崩れるとかなり飛散する) |
レベル3 | 発じん性:比較的低い(密度が高く固いためレベル1、2に比べると飛散しにくい) |
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